「XXX株式会社」との取引で発注データを受信し印刷します。
どのような設定を行ったら良いのでしょうか?
はじめに
発注データの受信機能はありませんので、データを受信した状態からの説明になります。
日々データが受信されるので、使用するフォルダーについてもマイドキュメント等の汎用的に使用するフォルダーはトラブルが発生する可能性が高くなるので専用フォルダーで説明を行います。
フォルダーの設定
「XXX株式会社」専用のフォルダーを作成します。
ここではD:ドライブで説明しています。
フォルダーの構築例
データを受信するプログラムでは、フォルダー②「D:\受信情報\受信データ\XXX株式会社\受信データ」フォルダーにデータを保存するように指定します。
受信データの構造設定
受信データの構造を設定するには、データの発信元が出している資料を基に[読込データ構造設定]で受信データを読み込む設定を行います。
設定した読込データ構造を保存します。
([外部データ印刷&取込]のメイン画面のメニューから[ファイル(F)]-[データレイアウトファイル書込(B)]で保存します。)
例では、フォルダー③「D:\受信情報\受信設定\データレイアウト\XXX株式会社.NDLF」で保存します。
設定ファイルリストの登録
[外部データ印刷&取込]のメイン画面のメニューから[ツール(T)]-[設定ファイル管理(S)]で[設定ファイル管理]画面を開きます。
<追加>をクリックして[設定ファイルの追加]画面を開きます。
[設定名(N)]
「XXX株式会社」を入力します。
[データレイアウトファイル名(F)]
「D:\受信情報\受信設定\データレイアウト\XXX株式会社.NDLF」を入力します。
※2.受信データの構造設定で作成したファイルを指定します。
[データファイルの選択方法(S)]
「複数ファイルを自動選択し読み込みます。」を選択します。
[既定のデータファイル(D)]
「D:\受信情報\受信データ\XXX株式会社\受信データ」を入力します。
※フォルダー②のフォルダーを指定します。
[読込データの移動フォルダ(M)]
「D:\受信情報\受信データ\XXX株式会社\印刷済みデータ」を入力します。
※フォルダー①のフォルダーを指定します。
[レイアウト名(P)]
「パターン2」を選択します。
※[印刷設定]で指定しているレイアウト名と同じ名前を選択します。
<OK>をクリックして入力内容を保存した後に、設定ファイル管理に戻ります。
起動時に「XXX株式会社」を選択状態にするときは、[設定ファイル管理]に追加された「XXX株式会社」にチェックを付けます。
<OK>をクリックして確定します。
「XXX株式会社」のデータ受信後、プログラムを起動します。
①[設定名]-[XXX株式会社]を選択します。
②<複数データ自動読込>をクリックします。
対象ファイルが存在するときは、ファイルのリストが表示されます。
読み込むデータファイルにチェックを付けて<OK>をクリックします。
※[読込ファイル]画面が表示されたときは、全てのファイルにチェックが付いています。
データ読み込み後に<印刷>をクリックして必要な伝票を印刷します。
※データをシステムに取り込むときは、「外部データのシステム取込」を参照します。
4.日々の印刷作業で伝票を全て印刷した後に、ファイル移動を行います。
[外部データ印刷&取込]のメイン画面のメニューから[ファイル(F)]-[読込データファイルの移動(M)]で[読込データの移動]画面を表示します。
移動対象ファイルを確認してから<OK>をクリックしてファイルを移動します。
移動したファイルの印刷
移動したファイルは[設定名]-[システムの既定値]で読み込みます。
データの読み込みには、データと連動しているデータレイアウトファイルが必要です。
ここでデータ読み込み用のデータレイアウトを[XXX株式会社]にするために、[設定名]-[XXX株式会社]を選択します。
※[XXX株式会社]を選択することで内部のデータレイアウトが[XXX株式会社]用のデータレイアウトになります。次に[設定名]-[システムの既定値]に戻します。
<データ読込>で読込データ(5.印刷後のファイル移動で移動したファイル)を選択します。
データ読み込み後に<印刷>をクリックして必要な伝票を印刷します。